今回は「スチール」について解説していきます!
- スチールとは
- スチールのやり方・メリット
それでは、どうぞ!
スチールとは
スチールとは
プリフロップでレイズして、自分以外のプレイヤーすべてをフォールドさせること。
例
あなたはプリフロップでD(ボタン)にいて、J♥9♠のハンドを持っています。
そして、前の2人(CO、HJ)はフォールドしました。
このときに、SBの100、BBの200を盗むためにレイズします。
SB、BBのプレイヤーがフォールドしたらスチール成功です。
スチールのメリット
スチールのメリット
- ハンドの強さ関係なく、ポットをとれる
- 長期的に大きい勝利になる
スチールができるようになれば、今まで諦めていたポットを取ることが出来るようになります。
スチールは小さい勝利ですが、長期的に大きい勝利になります。「塵も積もれば山となる」みたいな感じです。
スチールやり方
さきほど例で簡単に解説しましたが、こちらではもっと詳しくやっていきます。
まずスチールするときのポイント
- ポジションがD(ボタン)のとき
- 相手がよくフォールドするとき
- レイズ額はいつもと同じ
それぞれの理由を順番に解説していきます!
最後にまとめで一連の流れを画像を使って解説します。
ポジションがD(ボタン)のとき
なぜポジションがD(ボタン)のときがいいのか?
それは、スチールが成功しやすいからです
スチールするためには、自分以外のプレイヤーすべてをフォールドさせる必要があります。そのときに、2人をフォールドさせるのと、3人をフォールドさせるのとだと前者の方が成功しやすいです。
この画像を見てください。
D(ボタン)からレイズをした場合、フォールドさせる相手は、SB、BBだけです。
それに比べてCO(カットオフ)からは3人、HJ(ハイジャック)からは4人フォールドさせる必要があります。なので、D(ボタン)からスチールすることが良いのです。また、SB(スモールブラインド)からすることも良いです。
相手がよくフォールドするとき
BB、SBのプレイヤーがよくフォールドするならスチールが成功しやすいです。
しかし、よくコールやレイズしてくる場合はスチールすることが難しくなります。なので、強いハンドでレイズしてコンティニュエーションベットなどでポットを狙いましょう。
コンティニュエーションベットについてはこちらの記事で解説しています。
レイズ額はいつもと同じ
スチールするときのレイズ額はいつもと同じ。
なぜなら相手に「強いハンド持っているな」と思わせたいからです。
僕は基本3bb(3倍レイズ)なのでスチールするときも3bbです。
しかし、例外もあります。
ショートスタック(チップ量が少ない)ときなどはオールインすることがあります。
まとめ|一連の流れを解説(画像あり)
最後に一連の流れを画像を使って解説。
- D(ボタン)のとき
- BB、SB以外のプレイヤーがフォールドを確認
- 最後にレイズする
これでBB、SBのプレイヤーがフォールドすればスチール成功です!
これで「スチール」について終わります。